クレジットカードはデザインで選びがち、「ポイキャン!」管理人です。
皆様、クレジットカードは何を使用されていますか?
私の現在のメインカードは「JCBゴールド(JCB修行中)」と「エポスプラチナカード」ですが、中でもエポスプラチナカードは先日デザインを刷新し、エンボスレスのスタイリッシュなデザインが特徴的で気に入っています。
今回は、そんな世界に数多く存在するクレジットカードの中でも、まだ稀な存である “完全ナンバーレスクレジットカード” である「三井住友カード(NL)」について、ナンバーレスの魅力からカード券面、迷いがちな通常の三井住友カード(年会費1,375円)との比較についてご紹介していきます。
三井住友カード(NL)とは
三井住友カードNLとは、完全ナンバーレスを実現したクレジットカードとなります。NLとは「Number Less」を指し、「カード番号がない」と言う意味を持ちます。
一口にナンバーレスと言っても、クレジットカード表面のエンボス(カード番号の凹凸)が無い「エポスプラチナカード」の新デザインなどもナンバーレスカードと言えますし、様々な基準で呼ぶことができます。
しかし、今回ご紹介する「三井住友(NL)」は完全ナンバーレス。表面・裏面のどこにもカード番号などの情報が記載されていないクレジットカードとなります。
ナンバーレスカードの利点
それでは、ナンバーレスカードの魅力を、大きく3つご説明していきます。
①セキュリティ面で優位性がある
ナンバーレスのクレジットカードの最大の魅力は、セキュリティ面で優位性がある点です。特に今回ご紹介する三井住友カード(NL)であれば、表、裏の両面に一切、カードに関する情報が記載されていません。
実際のカード裏面はこんな感じです。
通常のクレジットカードであればカード番号を始めとした情報が記載されていますが、三井住友カード(NL)の場合、カード番号、有効期限、セキュリティコードなどの情報が一切、カード券面に記載されていないことがわかります。
これにより、カードを盗み見られてもカードを利用されるリスクが軽減されるため、セキュリティが高いカードと言えます。
とは言え、カードのスキミングや紛失には常に気をつける様にしましょう。
また、カード券面にカード番号などの情報が一切記載されていないことは、必ずしもメリットになるとは限りません。
WEBサイトなどのECでクレジットカードを利用する際には、会員サイト(Vpass)or アプリから、カード番号などの情報を確認する必要があります。
ただ、これもアプリや会員サイトを開けば問題ないので、すぐ慣れるでしょう。
②デザインがすっきりする
カードにカード番号などの情報が記載されないため、クレジットカード券面のデザインが非常にスッキリします。
そして、これは通常の三井住友カード(年会費1,375円)や三井住友カード デビュープラスとも共通ですが、VISAのロゴが箔押しシルバーになっている点も魅力です。(Mastercardは箔押しではありません)
VISAロゴが光の加減でキラキラと反射するので、高級感があります。
③財布から抜き差ししやすい
こちらは②のデザインがすっきりする、とも共通ですが、三井住友カード(NL)の場合、表面にカード番号のエンボス(凹凸)がないため、財布から抜き差ししやすいのも魅力です。
厚みで言うと、カード番号のエンボス分だけしか薄くなりません。ただ、凹凸のないスムースな表面が功を奏すのです。
エンボスレスは財布から抜き差ししやすいため、薄い財布、キャッシュレス化と同時に増えてきた小さなカードケースの場合に真価を発揮します。
カード年会費、還元率
それでは、三井住友カード(NL)の年会費と、還元率を見ていきましょう。
年会費
年会費三井住友カード(NL)の魅力としてナンバーレスと同時に挙げられるのが、年会費です。
なんと、老舗の最大手三井住友カードながら、年会費が永年無料となります。年会費無料ながら、最高2,000万円の海外旅行傷害保険(利用付帯*)も付帯している点が魅力ですね。
年にいくら使えば無料、などの条件もなく、誰でも年会費が永年無料となるので気にせず発行できますね。
還元率
そして、カードの通常還元率は0.5%となります。
決して良いとは言えませんが、コンビニ3社・マクドナルドでポイント最大5%還元* などの高還元ショップや、ポイントUPモール(Vpassを介してネットでお買い物)を利用すると還元率が上がったりするため、使い方によってはお得に利用できますね。
上記ショップでの利用時は、通常のポイント(200円につき0.5%)に加え、ご利用金額200円につき+2%(計2.5%)が実現します。
加えてVisaのタッチ決済・Mastercard®コンタクトレスを使って支払いを行うと、ポイントが+2.5%(最大で5%)となります。
還元率は楽天カードなどの常時1%には及びませんが、使い方によってはお得になりますね。
通常の三井住友カード(年会費1,375円)との比較
それでは、今回ご紹介する「三井住友カード(NL)」と、すごくよく似ている「通常の三井住友カード(年会費1,375円)」とを比較していきます。
優っている点をオレンジ色で記載すると、この様な感じになります。
三井住友カード(NL) | 三井住友カード | |
年会費 | 永年無料 | 1,375円(税込) |
家族カード年会費 | 永年無料 | お1人目:初年度年会費無料 通常 440円(税込) |
還元率 | 通常0.5%(200円につき1ポイント) | 通常0.5%(200円につき1ポイント) |
旅行傷害保険 | 最大2,000万円 | 最大2,000万円 |
ショッピング補償 | なし | 年間100万円までのお買物安心保険 |
国際ブランド | Visa、Mastercard | Visa、Mastercard |
申し込み対象 | 満18歳以上の方(高校生は除く) 未成年の方は親権者の同意が必要です。 |
満18歳以上の方(高校生は除く) 未成年の方は親権者の同意が必要です。 |
デザイン | 完全ナンバーレス | 表面ナンバーレス (裏面にカード番号等記載あり) |
一つ目の相違点は、年会費ですね。今回ご紹介する三井住友カード(NL)は年会費が家族カード含め永年無料なので、NLに優位性があります。
二つ目の相違点は、ショッピング補償の有無です。今回ご紹介する三井住友カード(NL)には付帯していないショッピング保険が、通常の三井住友カード(年会費1,375円)であれば付帯しています。
よって、「ショッピング補償を1,375円払って付帯させたいか」が検討のポイントとなります。
ショッピング補償を求めない方は、年会費無料の三井住友カード(NL)がオススメです。年会費永年無料ながら、信頼・安心の三井住友カードを体験できます。
さいごに
今回は、“完全ナンバーレスクレジットカード” である「三井住友カード(NL)」について、ナンバーレスの魅力からカード券面、迷いがちな通常の三井住友カード(年会費1,375円)との比較についてご紹介していきました。
三井住友カード(NL)は、完全ナンバーレスを実現した数少ないクレジットカードです。カードを盗み見られても安心であるセキュリティの高さから、スッキリしたデザインが魅力のクレジットカードとなります。
私も三井住友カードとしては、提携カードである「ANA VISA Suica」「ANAワイドゴールドSFC」を所有していますが、次世代のクレジットカードとしての新たな試みを行なっている三井住友カードを、これからもチェックしていきたいと思います。
悩んでいる方は、是非ともスタイリッシュかつ安心な、年会費永年無料の三井住友カード(NL)を体験してみて下さい。
コメント