TUMI大好き「ポイキャン!」管理人です。
皆様、通勤にはどんなカバンをお使いでしょうか?
通勤バッグに求められるのは、見た目や耐久性、利便性や高級感などの要素があります。そして、それら全てを満たすバッグがTUMI(トゥミ)のバッグです。(個人的意見)
今回は、そんなTUMIというブランドの説明や魅力のご紹介から、バックパックの中でも定番機種である「シェパード」を購入してみたので、他のモデルとの比較から各モデル名の由来の考察、バッグの仕様について写真をたくさん使って徹底レビューしていきます。
サラリーマン御用達ブランドTUMI
TUMI(トゥミ)とは、通勤時間の電車でよく目にするサラリーマン御用達バッグのブランドです。通勤時間帯の電車を見渡すと、一つの車両に必ず1人はいるかと思います。
それだけ愛用者がいるのには理由があるので、最初にTUMIというブランド、製品の魅力・特徴について解説していきますね。
TUMIとは
TUM(トゥミ)Iは、アメリカのニュージャージーに拠点を構える鞄メーカーです。「ツミ」とは読みませんので、ご注意くださいね。
最近ではレザーを使用した都会的なバッグからキャリーケース、女性向けのモデルなど幅広く展開していますが、やはりビジネスバックとして多くのサラリーマンから愛されている、無骨なブリーフケースが看板メニューだと思います。
一見おじさんくさいデザインのバッグですが、今からご紹介する様にTUMIのカバンには魅力がたくさんあります。
優れた耐久性と利便性
TUMIのカバンの魅力は、やはり耐久性と利便性です。バリスティックナイロンを使用したタフな鞄を揃えています。
この写真の様な、一見なんの変哲もないシンプルなブリーフケースを見かけたことがある方は多いでしょう。
ネットでは「26141」という型番で呼ばれているほどに知られている、ベストセラーのブリーフケースもこの写真と似たタイプですね。フロントの特徴的なU字型ポケットはなんと、濡れた折り畳み傘や飲み物を入れられる様に、防水仕様となっているのです。
最近では手持ち、ショルダー、リュックの3種類の使い方ができる「3wayタイプ」も人気ですね。
鞄を無くしても帰ってくる「トレーサープログラム」
TUMIのバッグを語る上で、「トレーサープログラム」を語らずにはいられません。
トレーサープログラムは、1999年にスタートしたTUMI独自のプログラムです。このシステムにより、運が良ければ紛失したカバンが持ち主の元へ返ってきます。
と言っても、どの様な仕組みなのか想像がつかないと思います。
まず、TUMIのバッグにはこの様なプレートがついています。
TUMIのバッグを購入したら、このバーコードに記されている20桁の番号と、所有者の氏名、住所を会員サイトで登録します。これで準備は完了です。
もしカバンをなくした時は、次の様な仕組みで帰ってきます。
- カバンを拾った方が、トゥミのフリーダイヤルに連絡をする
- 登録されているトレイサー番号から、所有者を照会する
- TUMIから連絡が入り、カバンが自分もとに返ってくる
もし電車で鞄を忘れてしまったり盗難にあった時も、カバンだけは無事に返ってくるかもしれません。もしもの時に嬉しいサービスですね。
あくまで拾得者の善意によって成り立ってはいますが、大変魅力的な仕組みです。
ネームタグ、レザーパッチ
TUMIの魅力・デザイン上の特徴として、ネームタグもその一つとして挙げられます。
一目でTUMIとわかるデザインアイコンの一つにもなっており、高級感を与えてくれるアイテムだと思っています。
ちなみに、名前を見るときはボタンを外す必要があるため、普段はネームタグの情報が周りに見られないところもいいですね。
ネームタグといえばスーツケースなど旅アイテムを連想させますし、旅行気分を高めてくれるので気に入っています。
また、TUMIのアイコンとして「レザーパッチ」も挙げれれるでしょう。
レザーパッチも同じくトゥミのバッグのフロントについておりますが、これ自体はなんの機能も持ちません。
しかし、このレザーパッチがTUMIのデザインとしては重要な役割を果たしています。先ほどのネームタグと並び「トゥミ・アクセント・キット」として、カラーを自分好みにカスタマイズできるキットも販売されています。
アクセントキットには、ネームタグとレザーパッチの他に持ち手(ハンドルカバー)やファスナーの引き手、ポーチがついているので、没個性となりがちなTUMIのバッグを差別化できます。
TUMIの魅力まとめ
ここで、TUMIの魅力をまとめておきます。
- 優れた耐久性と利便性が魅力
- トレーサープログラムにより、紛失しても安心
- ネームタグ、レザーパッチがついており、一目でTUMIとわかる
この様な魅力があるので、出張が多い方や営業マンなど多くのビジネスマンから愛されているのです。
そんなTUMIはブリーフバッグやバックパックタイプ、キャリーケースなど幅広くビジネスマンのアイテムを展開していますが、その中で私は「オールバニ」というブリーフバッグと、「シェパード」というバックパック、ANAとのコラボの「ネームタグ」を所有しているTUMIマニアです。
こちらは、オールバニとシェパードの写真です。
両方とも「ALPHA BRAVO」というコレクションで、バリスティックナイロンとレザーが組み合わされた高級感もあるバッグとなっています。
続いて、私が社員証を入れて使っている「ANAとTUMIのコラボネームタグ」です。
ANAの公式通販サイト「A-style」で購入したのですが、お得に購入する方法はこちらでご紹介しています。
今回は、タイトルの通りバックパックの「シェパード」についてご紹介していきます。
TUMIのモデル名の考察
まず、TUMIの「シェパード」という名称について、モデル名の由来を考察してみました。
シェパードの由来
TUMIのシェパードは、英語で表記すると「Sheppard」となります。
「羊飼いの」という意味ではないとなると、TUMIの「Sheppard」は何から由来しているのでしょうか。
ここからは私の考察になりますが、「Sheppard」は固有名詞であり、おそらくアメリカ・テキサスの空軍基地である「シェパード空軍基地」から来ていると推察されます。
TUMIのモデル名を考察
TUMIの他のモデル名にはある一定のルールが存在している様なので、他モデルについても由来を考察してみました。
空軍基地に由来するモデル
まず、私の購入したシェパードと同じく、アメリカの軍事基地の名称から来ていると考えられるモデルがあります。
現在はHPから消えているネリスはネバダ州の「ネリス空軍基地」から、下に写真も載せているデイヴィスはアリゾナ州の「デイビス・モンタン空軍基地」から来ていると思います。
こちらは私も購入を迷っていたスリムなバックパック「デイヴィス」です。
非常にスリムですっきりとしている点が魅力です。サイズも「高さ:42cm 幅:29 cm 奥行き:10.75 cm」で、荷物が少ない方の通勤にピッタリです。
引用:TUMI デイヴィス
アメリカ軍に関する人名に由来するモデル
また、アメリカ軍に関する人名が起用されたモデルもありました。
ノーマンは湾岸戦争の指揮官であった「ノーマン・シュワルツコフ」から、ネイサンは空軍参謀総長であった「ネーサン・ファラガット・トワイニング」から来ていると予想できます。
人気の「アルファ・ブラボー」というコレクション名
この様にアメリカの空軍基地や、軍人の名前がモデル名に起用されていますが、実はコレクション名を見ても、モデル名が統一されていることが見えてきました。
私が購入したシェパードなどは「ALPHA BRAVO」というコレクションに分類されますが、「アルファ・ブラボー」と聞いて分かる方もいらっしゃると思います。
アルファ・ブラボーという名称は「フォネティックコード(通話表)」に由来しているのです。
NATO(北大西洋条約機構)が聞き間違えを避けるために定めた通話表のことを指します。Aをアルファ、Bをブラボー、Cをチャーリー、と言った風に発言することで、無線の通信状況が悪くても聴き間違えを防ぐことができます。
CAさん達もフォネティックコードを使用しているので、意識して聞いてみましょう。15K座席のことを「15のキング」と言ったりします。
その関係もあり、ミリタリーチックな名称が名付けらえたモデルになっていると考察しました。
TUMI好きの方は、モデル名の由来について考えてみると楽しいかもしれません。
シェパード 徹底レビュー
それでは、TUMIの大きめバックパック「シェパード」を徹底レビューしていきます。
私はシェパードの中で、海外限定版のブルーカモフラージュのカラーを選択しました。迷彩ですが落ち着いた色合いのため、服装に厳しくない会社なら通勤にも使えるデザインです。
私が他のバックパックではなく、大きめのシェパードを選択した理由は次の通りです。
- 600ml程度の大きいボトルが入る
- 2〜3泊の旅行ならこなせるサイズである
- 少し大きいが、通勤にも使える
- 15インチのラップトップが余裕を持って入る
もともと通勤に使えるスタイリッシュなバックパックを検討していましたが、いろいろ考えているうちに大きくなってしまいました笑
やはり決め手となったのは、サイドポケットに「600ml程度のボトルが入る」というところです。ネリスやノーマンは350ml程度のボトルが精一杯のサイズですので、一回り大きくはなりますがシェパードを選択しました。
また、「大は小を兼ねる」という言葉の様に、大きめサイズならちょっとした旅行にも対応できる利点もあります。
収納たっぷりのフロントポケット
フロントにはポケットが2箇所あります。
上部に存在している浅めのファスナー付きポケットと、こちらのレザー素材のフロントポケットとなります。
フロントのレザー素材のポケットは、この様に分けて収納できる収納箇所が複数あります。
名刺入れ、ペン、ポケットティッシュ、チケット、、と言った風に、様々な物をきれいに収納できます。
メインコンパートメント
メインコンパートメントはマチが広く取られているため、一般的なお弁当箱ならきっちり入る様なサイズ感です。
2〜3泊の着替えなら問題なく入るので、出張や小旅行ならシェパードだけで完結します。
ラップトップ用コンパートメント
TUMIの魅力の一つですが、シェパードもモバイルPCやタブレットの収納が非常によく考えられています。
メインコンパートメントとは別のファスナー、別の収納スペースとして背面側にコンパートメントが用意されており、この様に大きく開くことができます。
ラップトップ用コンパートメントには写真奥から、次の収納スペースの構成となっています。
- ラップトップ(15inchまで)収納ポケット
- タブレット収納ポケット
- 通常の収納スペース
- 大きな収納ポケット(10.9inchタブレットも入りそうなサイズ)
ちなみに、横から見ると荷物の取り出しやすさがご理解いただけると思います。
サイドがフォールディング形状になっており、ガバッと開いて荷物の確認、取り出しができます。
側面ポケット(片方は防水加工、排水口つき)
シェパードの両端には、ボトルや傘が入るポケットが備わっています。
そして、片方は内側が防水使用となっているので結露したボトルや、濡れたままの折り畳み傘もラフに突っ込むことができます。
なんと、水を排水するためのベントもついています。ここまで考え尽くされたのがTUMIです。
ソフトパッドで快適な背面
こちらがシェパードの背面です。
通気性を良くするためにパンチングが施されており、クッション性のあるソフトパッドとなっています。肩紐も同じくパンチング、ソフトパッドなので背負心地が非常に良いです。
重い荷物をパッキングして背負っていても、疲れが少なく快適でした。チェストベルトはありませんがガッチリとしたパッドのお陰で、重さがうまく分散されている気がします。
スーツケースへのドッキング、肩紐の収納
この様に、バッグ背面が二重構造になっております。(アド・ア・バッグ・スリーブ)
この様に、バッグ背面が二重構造になっております。(アド・ア・バッグ・スリーブ)
この様に肩紐を収納することができたり(写真上)、キャリーケースのハンドルを差し込んで移動することができます(写真下)。
収納することで狭い電車内でも、紐がぶらつくことなくスマートに持つことができます。
隠れスマホポケット
また、背面にはマグネット付きのスマホポケットも備わっています。
パッと見ではこちらのポケットには気づかないかもしれませんが、背面上部にひっそりと存在しています。取り出しやすく、絶対落ちない最強の場所です。
割と大きなスマホでも収納でき、社用携帯などを収納する際に非常に便利です。
アクセサリー類
私の購入したシェパードは海外限定版なので、アクセサリー類が一般的なブラックではなく上品なアッシュグレーで統一されています。
ネイビーカモフラージュとアッシュグレーのアクセントによって、派手さがなく非常にスッキリとしたデザインで気に入っています。
さいごに
今回は、サラリーマン御用達の「TUMI(トゥミ)」というブランドの説明や魅力のご紹介から、バックパックの中でも定番機種である「シェパード」を購入してみたので、他のモデルとの比較から各モデル名の由来の考察、バッグの仕様についてご紹介しました。
TUMIのバッグは総じて耐久性があり、様々なサイズのモバイル機器が入るコンパートメントなど利便性も優れています。特にシェパードは大きく間口が開くコンパートメントや、600ml程度のボトルが余裕をもって入るサイドポケットが魅力ですね。
私は通勤用・小旅行用でシェパードを選択しましたが、大満足です。
ぜひあなたも、お気に入りのTUMIのバッグを探してみてください!
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