ANAの上級会員特典を満喫中、「ポイキャン！」管理人です。
皆様、航空会社の上級会員に憧れを抱いたことはないでしょうか？
日本のフラッグシップキャリアであるANA、JALには共に上級会員制度が存在しており、飛行機にたくさん搭乗することで上級会員になることができます。
また、一定の条件を達成することで、ANAならSFC（スーパーフライヤーズカード会員）、JALならJGC（JALグローバルクラブ会員）に申し込むことができ、半永久的に上級会員を維持することもできます。
そんな厳しい条件を達成しなければなることができないANAの上級会員へ、飛行機にあまり搭乗せずともなることができるキャンペーンがANAから打ち出されました。その名も「プレミアムメンバーステイタス獲得チャレンジ2021」。
今回はそちらのキャンペーンについて、詳しくご紹介していきます。
ANA プレミアムメンバー
まず初めに、ANAのプレミアムメンバーについてご説明していきますね。プレミアムメンバーとはANAの上級会員制度での資格者を指し、一般会員を除き3つのステージがあります。
ANA ステイタス一覧
| 年間獲得プレミアムポイント数 | うちANAグループ利用分 | |
| 一般会員 | 〜29,999pp | |
| ブロンズステイタス | 30,000pp〜 | (15,000pp) |
| プラチナステイタス | 50,000pp〜 | (25,000pp) |
| ダイヤモンドステイタス | 100,000pp〜 | (50,000pp) |
- 「マイル」：マイルが貯まるカードを利用したりすれば、飛行機に一度も乗らなくても貯めることができます。
- 「プレミアムポイント」：マイルとは異なり、必ず飛行機に「お金を払って」搭乗しないと獲得できないポイントになります。
プレミアムポイントの獲得方法
獲得したプレミアムポイントは他のポイントやサービスに交換することもできず、ただステータス決定のためだけに用いられる、変わったポイントなのです。
しかも、プレミアムポイントを貯めるには厳しい条件があります。
それでもSFCなど、上位ステイタスを目指す魅力があるんです。
そんな1年しか有効期間がない上級会員資格を半永久的に維持することができる魔法のカードについては、こちらの記事でご紹介しています。
プレミアムメンバーステイタス獲得チャレンジ2021
これまでで触れた通り、ANAの上級会員になるためには「ANAを含む、スターアライアンス系列の飛行機にたくさん搭乗する」必要があります。
しかし、2020年初頭から世界的に蔓延しているコロナウイルス影響もあり、ANAなどの航空会社を利用した旅行が難しい状況が続いています。この影響は2021年しばらく続くと考えれれ、プレミアムポイントを多く獲得するために不可欠である国際線の利用ができないと考えられます。
そんな中、ANAからプレミアムポイントを通常の条件より少なく、プレミアムメンバーになれるキャンペーンが打ち出されました。それが「プレミアムメンバーステイタス獲得チャレンジ2021」です。
無理して飛行機に乗らなくても上級会員になれるチャンスです！
参加登録期間、対象期間
まず初めに、参加登録期間と対象期間をチェックして、もれなくキャンペーンにエントリーしておきましょう。
参加登録期間
参加登録期間は次の通りです。いますぐこちらからエントリーしておきましょう。
対象期間
対象期間は次の2通りあります。どれか1つの期間で条件を達成しましょう。
条件2：2020年12月16日（水）～2021年12月15日（水）まで
達成のための3つの条件
対象期間中に、今からご紹介する3つの条件を達成すれば、2022年度のプレミアムメンバーサービスのステイタスを得ることができます。
また、達成条件により、通常の「ダイヤモンドサービス」に加え、「ダイヤモンドサービス＋More」という豪華な追加特典も用意されています。
獲得できるステータスと条件は、次の通りです。3つある全ての条件を達成する必要があります。
| ブロンズ | プラチナ | ダイヤモンド | ダイヤモンド ＋More |
||
| ①プレミアムポイント | 15,000 | 30,000 | 50,000 | 80,000 | 150,000 |
| ②対象サービスの利用数 | 4以上 | 7以上 | 7以上 | 4以上 | 7以上 |
| ③ANAカード、 ANA Payの決済額 |
400万円 | 600万円 | 600万円 | 400万円 | 600万円 |
追加特典が追加された、今回のキャンペーン限定の「ダイヤモンド＋More」という特典も用意されています。
- 特典1 マイルからANA SKY コインへ特別交換倍率2.0倍のボーナスコインをプレゼント
- 特典2 ANAカードファミリーマイルに登録のご家族へ「ダイヤモンドサービス」ステイタスをプレゼント
まず絶対条件として、ANAカードが必要となります。SFC修行にもオススメの「ANAワイドゴールドカード」もオススメなので、チェックしてみて下さい。
①獲得プレミアムポイント
ちなみに、今回のキャンペーンに必要なプレミアムポイントは下の通りです。通常の達成条件と比較すると、大きく違いがわかるかと思います。
| ブロンズ | プラチナ | ダイヤモンド |
ダイヤモンド＋More | ||
| 獲得チャレンジの プレミアムポイント |
15,000pp | 30,000pp | 50,000pp | 80,000pp | 150,000pp |
| 通常の プレミアムポイント |
30,000pp〜 | 50,000pp〜 | 100,000pp〜 | – | |
| （ANAグループ利用） | (15,000pp) | (25,000pp) | (50,000pp) | – | |
つまり、プレミアムポイントだけの観点で考えれば、約半分のプレミアムポイントでANAの上級会員資格（プレミアムメンバー）を達成できるのです。
これは飛行機にあまり搭乗できない今こその、嬉しいポイントですね。
②対象サービスの利用
今回のキャンペーンを達成するには、ANAが提供している対象のサービスにてそれぞれの条件を達成する必要があります。
対象サービスは次の通り。それぞれの詳しい条件はこちらに記載されています。
- ANAのふるさと納税
- ANAの保険
- 住まい de MILE
- ANA STORE ＠SKY・国際線機内販売
- 空港内店舗（空港売店・空港免税店）
- ANA ショッピング A-style
- ANA トラベラーズ
- ANA マイレージモール
- マイルが貯まるその他加盟店
- ANAカードマイル プラス
- ANAマイレージクラブ モバイルプラス
計11サービス
達成に際するオススメのポイントは、「ANAカードマイルプラス」とサービスを組み合わせることですね。
ANAカードマイルプラスは、「ANAカードマイルプラス加盟店でANAカードで支払うと、クレジットカード会社のポイントとは別に、さらに100円または200円（税込み）につき1マイルが貯まるサービス」です。
例えば、「ANAショッピング A-style」でANAカード決済をすれば2サービスがカウントされる計算となるので、これだけで一気に2サービスをカウントできます。
ANAカードマイルプラス加盟店は身近なところではセブンイレブンをはじめENEOSなど、多くの加盟店があるので条件を達成しやすいです。
他に稼げるサービスといえば、「ANAショッピング A-style」や「ANA FESTA」などの空港内店舗でしょうか。ブロンズの4サービスなら意識せずに達成できそうですが、プラチナ以上の7サービスとなると少し工夫が必要そうです。
ちなみに、こちらは私が以前「ANA ショッピング A-style」で以前購入した「ANA」と「TUMI（トゥミ）」のコラボで実現したネームタグです。TUMI好きには堪らない！
③ANAカード、ANA Payの決済額
こちらが最大の壁かもしれませんね。「ANAカード決済額」と「ANA Pay決済額」の合計額で下の基準を達成する必要があります。
| ブロンズ | プラチナ | ダイヤモンド | ダイヤモンド ＋More |
||
| ③ANAカード、 ANA Payの決済額 |
400万円 | 600万円 | 600万円 | 400万円 | 600万円 |
ブロンズで400万円/年、プラチナ・ダイヤモンドで400万〜600万円/年の決済が必要となります。
年間100万円〜200万円の利用なら日常生活でも十分達成可能性がありますが、年間400万円の利用は正直少し厳しい気がします。また、もし複数枚カードを持っている場合でも、いずれか1枚で達成する必要があります。
ただ、嬉しいポイントは「ANAカード家族会員の利用分は、本会員の利用分に合算される」というところですね。生活費を全てANAカードに集約すれば、実現可能性が見えてくると思います。
管理人は残念ながら、決済額の点で達成できないと判断しました。いくら少ないプレミアムポイントで上級会員になれる夢の様なキャンペーンでも、そこまで甘くありません。
キャンペーンについて思うこと
それでは、当キャンペーンについて管理人が思うポイントを書いていきます。
ネックは決済額
やはりここが最大のネックでしょう。ANAのプレミアムメンバーとして最初の入り口であるブロンズ会員になるためにも、最低で400万円の決済が必要となります。
ブロンズサービスは上級会員の中でも魅力が薄く、プラチナサービスになるための通過点として考えても差し支えないと思っています。
となると目指すはプラチナサービス以上ですが、そのために必要な決済額はなんと600万円。いくら全ての決済をANAカードに集中させたとしても、なかなか一般家庭の生活費で1年間に600万円の決済は難しいと考えられます。
決済額が多いご家庭となれば、飛行機に乗らなければ貯まらないプレミアムポイント積算が通常より少なく済むので、検討してみて下さい。
新サービス ANA Payの決済が積算対象である魅力
また、先日リリースされた入会費・年会費無料のコード決済「ANA Pay」も決済額の合算対象となっている点が魅力です。
現状のANA Payは「Smart Code」を導入している店舗限定、またチャージもJCBブランドのカード限定という少し限定された利用条件ではありますが、導入店舗も拡大しております。
魅力はなんと言っても200円で1マイルが貯まり、ANA JCBカードでチャージすれば最大で11マイル積算することができるところですね。
コード決済をはじめとした電子決済はレッドオーシャンで生き残りが難しいですが、航空系のペイメントとしての独自性を活かして頑張って欲しいですね。
普及の過程でもし別のペイメントと統合されたとしても、利便性向上・キャッシュレス推進には繋がってくれます。
さいごに
今回は、通常は厳しい条件を達成しなければなることができないANAの上級会員へ、飛行機にあまり搭乗せずともなることができるキャンペーンがANAから打ち出されました。その名も「プレミアムメンバーステイタス獲得チャレンジ2021」。
キャンペーンの達成条件、オススメの対象サービスから、気になるANA Payについてもご紹介していきました。決済額がネックとなりますが、通常条件の約半分の搭乗でプレミアムメンバーになることができる魅力的なキャンペーンとなっています。
ぜひあなたも達成条件を確認して、キャンペーンにチャレンジしてみて下さい！
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