ご当地メニュー大好き「ポイキャン!」管理人です。
皆様、沖縄名物と言われて何が浮かびますか?
沖縄には多数の特色ある名産品、ローカルフードがあり、ソーキそば、タコライス、ちんすこう、チャンプルー、海ぶどう、ポークたまごおにぎり、、と数えてもキリがないほどです。
その中にはアメリカ色の強いものも多くあり、先述のポーたま(ポークたまごおにぎり)もスパムという愛称で知られているランチョンミートから生まれたメニューですし、日本には沖縄県にしかないファーストフードチェーン店「A&W」のハンバーガーもアメリカ発祥です。
今回はその中でも、A&Wと並ぶ沖縄のファーストフードチェーン二大巨塔である「Jef(ジェフ)」につのご紹介から、そこで提供されているゴーヤーを使用した「ぬーやるバーガー」について徹底レビューしていきます。
Jef(ジェフ)とは?
まず初めに、Jef(ジェフ)というファーストフードチェーンについてご紹介していきます。
Jef(ジェフ)は、沖縄県にあるファーストフードチェーンです。と言っても、沖縄県民の方や沖縄ローカルによっぽど詳しい方しか知らないでしょう。
それもそのはず、ジェフは世界中で沖縄の3店舗しか展開されておりません。歴史は古く、沖縄県のファーストフードチェーン「A&W」のフランチャイズ店として1972年に会社が設立され、1987年に今の「ジェフ沖縄株式会社」が設立されました。
アメリカ発のA&Wも日本では沖縄県のみの展開ですが、ジェフは世界中探しても沖縄県にしかありません。
「Jef」という店名の由来
店名の「Jef」の由来は、Japan Excellent Foodsの頭文字から来ています。
「日本で優れた食品を提供したい、お客様を喜ばせたい、お客様からの信頼を得る」という想いを込めて誕生しました。先述のフランチャイズ形態から独立し、沖縄独自の文化、食材を使用した県民想いのハンバーガーショップの誕生です。
今でもジェフはセントラルキッチン方式を取らないため、メニューによっては店内調理の「できたての美味しさ」を頂くことができます。
創業当初からの想い、企業努力によって子供から「おじい、おばあ」まで幅広い世代から愛されている、沖縄県民のファーストフード店です。
店舗について
ジェフの店舗についてご紹介します。もともと「ジェフ坂田店」という店舗が西原町にありましたが、2019年9月に惜しくも閉店。現在は今からご紹介する3店舗のみが残る形となります。
ジェフ 与那原店
引用:ジェフ沖縄
所在地 | 〒901-1302 沖縄県島尻郡与那原町字上与那原467 |
電話番号 | 朝7:00~深夜2:00 |
営業時間 | 098-945-3501 |
こちらは1号店。ちなみに読み方は「よなばる」です。地名の「原」という漢字を「はる、ばる」と読むのは、九州地方や沖縄県によく見られますね。
1973年に「A&W与那原店」として誕生。その後に「ジェフ与那原店」として生まれ変わったので、A&Wの特徴でもあるドライブインが残っています。
ガソリンスタンドの様な駐車スペースに車を入れ、インターホンで注文します。そして提供された食べ物を「そのまま車の中で」食べるタイプを指します。ドライブスルーは提供された食べ物を受け取り、車を発進させる点で異なりますね。
ジェフ 豊見城店
引用:ジェフ沖縄
所在地 | 〒901-0234 沖縄県豊見城市字田頭66-1 |
電話番号 | 朝6:30~夜23:00 |
営業時間 | 098-856-1053 |
こちらはジェフ豊見城店です。ちなみに読み方は「とみぐすく」や「とみしろ」となります。
沖縄の空の玄関口 那覇空港からも車で15分程度で、アクセスも良好ですね。こちらもドライブインを利用することができます。
アメリカの映画の様な気分を味わえるドライブイン、ぜひレンタカーを借りた時は試してみましょう。
ジェフ サンライズ那覇店
所在地 | 〒902-0065 沖縄県那覇市壺屋1丁目1−5 |
電話番号 | 9:00~18:00(木曜定休日) |
営業時間 | 098-867-4941 |
3店舗の最後の一つ、私が利用した「ジェフ サンライズ那覇店」です。
国際通りから公営牧志市場の方向へ細い道を進んでいくと現れるので、レンタカーが無い方でも比較的利用しやすい店舗ですね。
「ゴーヤーバーガー ぬーやるバーガーという文字が書かれたのぼりが目立っていますね。
レトロな店内
注文を伝えるカウンターです。頭上のボード写真などを見てもどこか懐かしさを感じる、そんな温かい雰囲気です。
次は店内の写真です。サンライズ那覇店は小さめの店舗ですが、奥行きはありますね。
メニュー
メニューの豊富さは大手ファーストフードチェーンに負けておりません。
むしろ多様性、ご当地メニューまで揃っている点では圧勝していますね。複数人で利用する際などに嬉しいセットメニューも多数揃えています。
一際目立っている「マギーぬーやるバーガー」は、後述する「ぬーやるバーガー」の特大版です。マギーは沖縄方言で「大きい」を指します。
Jefは意外にもキャッシュレス
Jefを利用する際に気になるのが、決済手段です。
なんとJefはクレジットカードからQRコード決済まで、多種多様な決済方法に対応しています。沖縄県のキャッシュレス決済手段と言えばEdyの浸透率が高く地方でも利用できる印象がありますが、Jefは最新のPayPayまで対応しているので素晴らしいです。
現金 | 日本円 |
電子マネー | 楽天Edy、WAON |
交通系電子マネー | Kitaca、Suica、PASMO、Tolca、manaca、ICOCA、SUGOCA、nimoca、はやかけん |
クレジットカード | VISA、mastercard、イオンカード、銀聯カード |
QRコード決済 | PayPay |
他にも、後述の「Fast Pick」という予約アプリから事前決済(クレジットカード)で代金を支払うこともできます。こちらのアプリは行列必至の「ポークたまごおにぎり本店」でも利用できてオススメです。
キャッシュレス対応度の点数は、99点です!(JCB、ダイナース、アメックスも利用できれば100点)
ぬーやるバーガーを実食!
それでは、ジェフを実際に利用して「ぬーやるバーガー」を購入、実食した際のレビューを行っていきます。
ぬーやるバーガーの由来
ぬーやるバーガーとは、ゴーヤーを使用したハンバーガーです。世界中探してもゴーヤーを使用したハンバーガーはジェフでしか食べられないでしょう。
それでは、誕生までの経緯と由来についてご説明していきますね。
ゴーヤーを使用したハンバーガー誕生
まず初めに、1993年、沖縄の名産であるゴーヤーを使用したハンバーガーとして「ゴーヤーバーガー」が誕生しました。苦味が苦手な方でも食べられる様、卵でゴーヤーをとじたものを肉の代わりに使用した、ヘルシーなハンバーガーです。
今でも340円(税込)で販売しているので、チェックしてみて下さい。
そこから発展して誕生した「ぬーやるバーガー」
沖縄方言の「ぬーやるばーが(何なんだ?なんてこった!)」と「ハンバーガー」という響きの類似性から「ぬーやるばーがー、ゴーヤーバーガー」というフレーズのCMが評判となり、そこから「ぬーやるバーガー」が誕生しました。
沖縄方言から生まれたメニュー名です。「なんてこった!」という勢いを感じるネーミングですね。
苦味が緩和されているので、苦いのが苦手な方(私含め)でも食べられると思います!
ゴーヤーバーガーとぬーやるバーガーの違い
ゴーヤーバーガーとぬーやるバーガーとの違いは、ずばりポークランチョンミート(スパム)が入っているかいないかになります。
ゴーヤーチャンプルーによく使用されるスパムが合わさり、まさにゴーヤーチャンプルーを挟んだハンバーガーを食べている様な感じです。
ポークランチョンミート(スパム)はポークたまごおにぎりなどにも使用されており、沖縄グルメを語る上で外せない食材ですね。
Fast Pickで並ばずにゲットせよ!
以前「ポーたま(ポークたまごおにぎり)」の際にもご紹介しましたが、今回ももちろん予約アプリ「Fast Pick」を使用して購入しました。
こちらのアプリを使用すると、店頭で並んで注文する手間が省ける上、決済までスマホアプリ上で完結します。
なんと言っても自分が受け取りたい時間までに商品を準備して頂くことができて、あとは受け取るだけなので時短になるのが最大の魅力ですね。
皆さんもぜひ、利用の際は「Fast Pick」というアプリを利用してみて下さい!
機内で優雅に
私は先ほどの「Fast Pick」というアプリで予約し、朝ホテルを出てから商品(ぬーやるバーガー)を受け取ってから空港に向かい、機内で優雅に(?)食べました。
窓の外に広がる広大な景色を見ながら頂く沖縄フードは、旅行の思い出の一つとして残っています。出来立てでは無いので少し冷めておりましたが、味は最高でした。
ぬーやるバーガーは冷めてもイケますね。沖縄旅行の〆として最高です。
さいごに
今回は沖縄ローカルのファーストフードチェーン「Jef(ジェフ)」についてのご紹介から、そちらで提供されているゴーヤーを使用したハンバーガー「ぬーやるバーガー」についてご紹介していきました。
沖縄感満載のメニューが多く揃っており、なんと言ってもゴーヤー入りバーガー「ぬーやるバーガー」は話題性抜群です。ゴーヤーの苦味が苦手な方でも食べられる様に卵でとじられているので、オススメの一品です。
沖縄を訪れた際はルートビアが有名な「A&W」というファーストフードチェーンも欠かせませんが、さらにマニアックなJef(ジェフ)について知っていれば、あなたも沖縄通です。
沖縄を訪れた際はぜひ利用してみて下さい!
コメント