【民間PCR】にしたんクリニックの唾液PCR検査を受けてみた 検査の流れ、判定を早めるポイントもご紹介

コロナウイルス感染再拡大の今、PCR検査を検討されている方も多いかと思います。

帰省や旅行などの移動前に、民間で受けられる自費PCR検査が増えております。その中で私は「にしたんクリニック」の郵送でできるPCR検査を受けてみました。

にしたんクリニックのPCR検査は、検査申込数が25万件を突破した日本最大級の検査数を誇っていますし、最近では大手航空会社のJALとも提携を始めた点からも、信頼できる検査サービスと思います。

今回はそんな「にしたんクリニック」のPCR検査について、検査の流れ、判定結果が届くまでの時間、検査結果を早く知るための方法についてご紹介していきます。

にしたんクリニックとは

「にしたんクリニック」とは、銀座・渋谷の駅近に2院を構える美容クリニックです。

コロナウイルス感染拡大の今、自費で受ける民間のPCR検査のサービスを開始しました。今や日本最大級の民間検査を行なっている企業でもありますね。

クリニックの信頼性も、「医療法人社団直悠会」という医療法人として設立されている上、最近では大手航空会社のJALとも提携している点からも、十分安心して良いと思います。

にしたんクリニックのPCR検査

そんな「にしたんクリニック」のPCR検査ですが、検査申込数は25万件（2020年12月27日）を超えており、日本で最大級の検査数を誇る民間検査サービスでもあります。

また、海外出張をされる方には、出国の際に必要となる「陰性証明書」の発行も行っています。発行には別途5,000円が必要となりますが、主要国の大使館・領事館などに確認済みの正式な書式で発行しているので、必要な方は「陰性証明書あり」のコースを発行しましょう。

特徴

にしたんクリニックのPCR検査の特徴は、「来院不要、検査、結果通知は土日祝でも対応している」という点です。大晦日、元日も対応している点が魅力ですね。

また、詳細の方法は後述しますが、自分で唾液を採取して検体を取る方法となります。痛いと言われている鼻咽頭ぬぐい液検査でもないので、簡単かつ痛みなしで検体を採取できます。

また、クイック検査（通常検査＋3,000円）というサービスなら最短1時間で検査キットを受け取れ、結果も最短3時間〜当日中に通知されます。

PCR検査の費用

気になるのが、にしたんクリニックでのPCR検査費用ですね。

にしたんクリニックの検査費用は下の通りです。

また、お得に利用する方法として「PCR検査複数回用チケット」も販売しており、こちらを使用すれば、最大割引で1検査あたり9,000円にすることが可能です。

PCR検査費用としては、最近だと2,900円で受けられるサービスなども増えており最安値ではありません。

ただ、年内検査が締め切られているところもあるので、「にしたんクリニック」は検査数25万件超えの信頼と実績があり、今からでも申し込むことができる点では魅力でしょう。

天候不順や年末年始の物流量増加に伴い、検査キットの到着が遅れる場合があります。最短で結果を知りたい場合は「クイック検査」を利用してみるのも選択の一つです。

PCR検査の流れ

それでは、にしたんクリニックのPCR検査を実際に受けてみた私が、検査から結果通知までの流れについてご紹介していきます。

申し込み

年末も近づいた12月23日の昼ごろ、PCR検査をネットから申し込みました。

私が申し込んだのは一番ベーシックな「PCR検査」のみの検査です。ここで抑えておきたポイントは、発送方法が2通りあるという点です。

普通郵便と、追加料金600円を払って選択できるヤマト便の2種類となります。

	普通郵便	ヤマト便（追加600円）
当日発送のリミット	13時までの申込	16時(土日祝15時30分)までの申込
配達日	日祝は配達なし	土日祝も配達可能

普通郵便を選択した私の体験ですが、到着したのは申し込みから4日後となりました。

通常なら普通郵便でも発送翌日には到着する地域（東京都23区外）に住んでいますが、年末年始の物流量増による配送遅延でした。

キット到着

それでは、ようやく届いた検査キットのご紹介をしていきます。ちなみに、プチプチのついた茶封筒で届きました。

こちらが、届いた検査キットの内容物です。

主な内容物は、下の通りです。

検体（唾液）採取

さっそく、検体（唾液）の採取に取り掛かります。

写真左側が輸送液（中身はよくわかりません）、右側が唾液を入れるケースです。

検査手順（採取方法）はこちらのガイドに図解付きで詳しく書かているため、迷うことはありません。

具体的な採取方法ですが、唾液を規定量まで先ほどのケースに入れ、その中に輸送液を入れて蓋を閉じて完了です。

発送準備

採取が終わり、シールの貼り付けなどが終わったらこちらの「密閉袋」に検体を入れて密閉します。

写真からもみて取れるかと思いますが、検体自体はかなり厳重に包まれています。

返送用封筒や宛名シールも付属しており、発送に際しての手間はほとんどかかりません。

発送

発送方法も２通りあり、普通郵便と速達です。ちなみに返送費はこちらで負担する必要があります。

私は最短で判定結果が欲しかったので、速達で発送しました。

クリニック到着、検査結果の通知

私は速達で、14時ごろに発送手配をしました。到着通知と結果については、申し込み時に設定したメールアドレスに入るようになっています。

すると、翌日10時には「検体を受領しました」というメールが届きました。

私の地域からの速達の場合、「発送日の翌日午前」が到着予定となっていましたが、予定通りに進んでよかったです。

そして同日13時すぎ、検査結果の連絡がメールで入りました。

結果はメールに添付されたPDFに記載されています。

結果は無事「陰性」でした。

この通知は「陰性証明書（5,000円）」ではないため、海外への出国時に必要な公的書類としては利用できません。ただ、検査結果により現時点での陰性は証明されるので、移動前の判断材料にもなり得ます。

ちなみに、もし検査結果が陽性の場合、クリニックから連絡が入ります。同時に保健所へも報告されるので、以降は保健所の指示に従った行動を取ることになります。

検査を早めるためのポイント

私がにしたんクリニックのPCR検査を実際に受けてみて、検査を早めるポイントが見えてきました。

先述の通りではありますが、以下のことを実施すれば、検査を少しでも早めることができます。

検査結果を早く知りたい方は、ぜひこれらをも実践してみて下さい。

検査を受けて（総括）

今回は検査キットの発送において年末年始の遅延が発生し、到着が想定より大幅に遅れてしまいました。（申し込みから4日後の到着）

ただ、検体の発送から到着までは速達の利用により翌日には届きましたし、判定結果も受領からわずか3時間程度で通知が来ました。

さいごに

今回は民間のPCR検査（自費検査）のサービスを提供している「にしたんクリニック」のPCR検査を受けてみた際のレポートをしていきました。

クリニックに行かず、郵送で検査の全てを実施することができるのが魅力です。検査結果も私の場合は、クリニックでの検体到着確認からわずか3時間程度で届きました。

検査結果を早く知るための工夫などもご紹介しているので、ぜひあなたも帰省前や出張前のような、陰性を証明したいシチュエーションでPCR検査を実施してみてはいかがでしょうか。